建材関連試験装置
飛び火試験装置
JIS A 1312「屋根の防火試験方法」に規定された、屋根材への飛び火に対する防火性能の評価試験が可能な様に特化した風洞システムです。装置は風洞装置本体及び試験体設置架台で構成されます。
実際の種々の屋根角度に合わせて試験が可能な様に、風の吹出し角度及び試験体の設置角度を変えることができます。
風洞装置本体は省スペースで可搬式であり、また風の吹出し角度を変えるために風路を途中で曲げながらも、流れが整流化されるように配慮した構造になっています。
※(一財)日本建築総合試験所様においては、JISではなく同所規定の「防耐火性能試験・評価業務方法書」に基づき、試験を実施されています。
特長
1) 風洞装置本体は省スペースで可搬式であり、また流れの一様化に配慮した構造です。 2) 屋根角度が水平0度~+30度の範囲で、風の吹出し角度及び試験体の設置角度を変えることができ、吹出口の下面と試験体上面が同一平面内にあるように高さ調整をすることができます。
仕様
仕様-風洞装置本体 |
1.性能 1) 吹出口寸法:1510mm×410mm 2) 吹出口角度:水平0度~+30度 3) 吹出口風速:1.5~5.2m/s 4) 吹出口風速分布:±0.2m/s at 3m/s 2.機能 1) 吹出口角度可変機能(手動) 2) 全体高さ調整(手動) 3) 可搬式(手動) |
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仕様-試験体架台 |
1.性能 1) テーブル寸法:幅1250mm×長手2000mm 2) テーブル角度:水平0度~+30度 3) 許容試験体荷重:max.500kgf 2.機能 1) テーブル角度可変機能(電動) 2) テーブル昇降調整(電動) 3) 可搬式(手動) |
※上記の使用と異なる仕様についても、ご要求に合わせてご提供させて頂きます。