風洞実験装置

可視化用煙流線発生装置

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風洞実験による流線の可視化やLDV、PIV計測のシーディング粒子を目的とした煙流線発生装置です。 発煙剤は水溶液で、煙は数分程度で気化蒸発してしまうため、循環風路でご使用頂いてもバックグラウンドの濃度レベルが上昇することはありえません。 発生煙量、発煙濃度ともにデジタル設定で、簡単な操作性を有しています。

特長

1) 発生煙は、常温で空気の流れに追従します。
湯気やドライアイスのように、自然対流を起こしません。 2) ホースによる煙の圧送が可能です。ノズルまで導煙ホースで導くことができます。
3) 水溶性グリコール系発煙剤を使用していますので、匂いは殆どなく、害はありません。
4) 装置内に発煙剤のドレンが溜まることがありません。
5) 煙発生量は、デジタル式に設定します。
6) ノズルは、用途によって異なるため、お客様のご要求に応じて製作致します。

仕様

機種 FTK-70A型
発生煙量 10~70l/min
連続発生時間 約1時間
ウォームアップ 約4分
濃度設定 低/中/濃 3段階ステップ
発煙剤 水溶性グリコール系 タンク500ml
煙粒径 1μm以下
供給圧縮空気 0.6MPa以上
電源 AC100V 50/60Hz 500W
寸法・重量 W260×D445×H370 約20kg