その他試験装置

太陽電池モジュール 耐風圧試験装置

  • 太陽電池モジュール 耐風圧試験装置

太陽電池モジュールは住宅の屋根等に取り付けられた場合に、台風等の強風と、積雪等の長期荷重、乱れた風による振動等で過酷な自然環境に晒されます。 IEC 61646/JIS C 8938・8991ではこれらの荷重に対する強度を評価する機械的荷重試験が規定されています。本装置は機械的荷重の載荷に風圧力を利用して、同試験を簡単に精度良く行うことができます。

特長

1) 太陽電池モジュールの試験装置への取付を現場施工時と同じ金具・固定方法で行うことで、実現場に近い状況で試験することが可能です。
2) 風圧力の載荷のために太陽電池モジュールの周囲を気密にするシール材には高弾性体なスポンジゴムを使用し、モジュール端部の変形に追従するように取付ける構造です。
3) 装置操作は誰でも運転・操作できるようシンプルな自動制御システムになっています。
4) 運転中の太陽電池モジュールの破損・異常圧力等に対する安全対策は万全です。

対応試験規格

国際規格 : IEC 61215 / IEC 61646
JIS規格 : JIS C 8990 / JIS C 8991 / JIS C 8917 / JIS C 8938

仕様

最大静圧力 ±8,000Pa
脈動圧力 平均圧力・・・±960Pa
脈動圧力・・・±480Pa
周期・・・3秒
試験体取付可能寸法 最大W1,000mm ✕ D2,000mmから最小W600mm ✕ D1,000mmの範囲の試験体に対して、試験体取付枠を手動操作で連続可変。