熱環境試験装置
大型劣化促進試験装置
弊社が得意とする環境試験室は、比較的大型の特殊な試験室です。試験室が大型であることで、実物大の試験体に対して環境試験を行うことができます。
劣化促進の機能としては、高温・赤外線照射と凍結・散水の繰返しによる熱劣化促進、及び湿潤・散水・塩水噴霧・乾燥による腐食促進などが挙げられます。その他の機能についても、ご要望に応じて検討させて頂きます。
劣化促進としての用途だけでなく、温湿度と赤外線照射量(日射量)を実際の特定の季節・場所の1日の変化に合わせてプログラム運転することで、例えば環境試験室内に設置したユニットハウスの熱負荷に対する評価を行うことも可能です。
特長
1) 実物大の試験体に対しての環境試験が可能な大型の環境試験室です。
2) 赤外線照射が可能です。出力値一定の照射量制御、ご指定の照射量に合わせるフィードバック制御、ゾーン分けによる制御などが可能です。
3) 塩水噴霧が可能です。PH値を多重にチェックして中和してから排水する処理装置も完備しています。
4) 任意の試験項目や任意の制御値(温湿度、照射量、降雨量など)をプログラムで組んで、自動運転による試験が可能です。
仕様
最大静圧力 | ±8,000Pa |
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試験室の大きさ(内寸) | ご要望に応じます(最大でW6m×H6m×D6m程度) |
温度制御範囲 | ご要望に応じます(min.-20℃程度~max.+80℃程度) |
湿度制御範囲 | 10~95%RH |
試験室内装 | SUS316L |
試験項目 | 高温、乾燥、湿潤、凍結、赤外線照射、塩水噴霧、散水(豪雨) |