導入事例

風洞実験装置

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2023.03.31

慶應義塾大学理工学部(機械工学科 深潟研究室)様-実験用風洞装置およびトラバース装置-

◎特徴 風洞装置測定胴の壁板と天井板が取り外し可能な構造です。
吹き出し式ですが,戻り気流が設置部屋内でスムーズに流れるように測定胴下流側に上向きに吹き出すためのコーナーベーンが取り付けられています。
トラバース装置は鉛直軸が電動,水平2軸は手動です。鉛直軸はタッチパネルで位置決め操作を行えます。
2次元翼型模型の両端を支持し,手動で迎角が変更できる機構を有します。



◎仕様 装置全体寸法 :L7.0m×W1.5m×H2.8m(トラバース装置除くとH1.9m)
測定部寸法  :L1.6×W0.55×H0.65m
風速     :2~20m/s
風速分布   :①5~20m/s時に±1.5%以下,②2~5m/s時に±5%以下
乱流強度   :①5~20m/s時に0.5%以下,②2~5m/s時に5%以下
送風機制御方式:インバータ制御
付属装置   :トラバース装置(鉛直軸電動,水平2軸手動)
        模型支持機構(手動迎角変更)




送風機

トラバース装置(Z軸電動)

測定洞